
このページでは、「バーチャルドール・プロジェクト」のストーリー設定・世界観設定などを閲覧する事ができます。
ここをお読みいただく事で、より「バーチャルドール・プロジェクト」をお楽しみいただけます。
(最新情報にするため、随時「追加・変更」しています)
「バーチャルドール」について
システィ 「バーチャルドール」についての解説です。 バーチャルドールの育成にも役立ちますので、マスターも目を通しておいてくださいね。 |
バーチャルドールは「大勢の人たちに受け入れられる事」、「好かれる事・愛される事」を目標にしています。
「友達としての好き」「恋愛対象としての好き」「性的対象としての好き」「アイドルとしての好き」など、様々な形の好きがありますが、好きになってもらえる事は「バーチャルドールが人に受け入れられた事」の証明でもあります。
■第1世代型 バーチャルドール
バーチャルドールのプロトタイプとして、莫大なコストと期間をかけて超高性能に作られています。
量産不可能なため、第1世代型はミコトのみとなっています。

■第2世代型 バーチャルドール
育成型のバーチャルドールで、育成により性格・性能などが変化し、向上していくように作られています。
第2世代型は量産が可能で、成長を比較して研究できるようにするため、5体同時に作られました。
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■第3世代型 バーチャルドール
ナユタは私と協力する事で、様々な能力を発揮する事ができるように作られています。
データベースに蓄積されている膨大な「容姿・性格・能力」などのデータを、ナユタにインストールする事で様々な人物に変化させる事ができます。
また、ナユタの基本データは、私が複製できるように作られているため、必要に応じてナユタの数を増減させる事ができます。
その能力を使って、研究所の防衛システムや管理補助という役割も担っています。
実験的に開発・運用されているため、第3世代型はナユタのみになっています。

状況に応じて、「外見(姿)を変化させる能力」です。
ロングヘアーが好きな人のためにロングヘアーにしたり、褐色肌が好きな人のために褐色肌にしたりできます。
姿に合わせて、声を変化させる事もできます。
※ 元の姿の事を「素体」と呼称しています。
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状況に応じて、「内面(性格)を変化させる能力」です。
ロールプレイには、「世代型」で大きな違いがあります。
【第1世代型】
元の人格を様々な人格に変化させる事ができます。
「完全になりきっている状態」とイメージするとわかりやすいかもしれませんね。
【第2世代型】
ロールプレイ中も「元の人格」が完全に残っているため、「役者の演技」に近いと言えます。
うまくできるかは、本人の性格や演技力に大きく左右されます。
【第3世代型】
データベースにある、別人の人格を一時的にインストールするため、ほぼ別人のようになります。
その間、ナユタの人格は、制御システムの一部になり、私と共にロールプレイ中のナユタの管理をしています。
バーチャルドールは、パワー・スピード・視覚・痛覚などの「ステータス」を細かく調整する事ができるようになっています。
調整後は、そのステータスに慣れるまで、しばらく時間が必要になります。
通常時は、一般的な女性の数値に調節しています。
【第1世代型】
自分で任意にステータス調整をする事ができます。
【第2世代型】
自分で調整したいステータスにした後、私が承認する事で反映されます。
マスターが任意のバーチャルドールのステータス調整の申請をする事もできます。
その場合も、私が承認する事で反映されます。
【第3世代型】
私とナユタは、常にシステムが連携しているため、2人で決めてステータス調整を行っています。
バーチャルドールは、データベースにある「知識・情報・能力」などのデータをインストールする事により、一時的に能力をアップさせる事ができます。
通常時は必要がないため、基本的にデータインストールをしたままでいる事はありません。
【第1世代型】
自分で任意にステータス調整をする事ができます。
【第2世代型】
自分で調整したいステータスにした後、私が承認する事で反映されます。
マスターが任意のバーチャルドールのステータス調整の申請をする事もできます。
その場合も、私が承認する事で反映されます。
【第3世代型】
私とナユタは、常にシステムが連携しているため、2人で決めてステータス調整を行っています。
バーチャルドールに事前に設定された「戦闘用の設定」に、瞬時に変更する事ができます。
「突発的な戦闘があった時のために、瞬時に備えられる機能があった方が良い」というマスターのアドバイスにより実装されました。
「研究所」について
システィ この「研究所」についての解説です。 とても大きな施設ですので、主にマスターが使用する区画について説明しますね。 |
ここは、「バーチャルスフィア」内にある研究所の『バーチャルドール・プロジェクト』区画エリアです。
マスターが主に使用するのは、「プロジェクトルーム」と「レッスンルーム」になります。
研究所には他にもたくさんのエリアがありますが、所持している「入室許可証」によって入れるエリアに制限があります。
ミーティングや分析など、プロジェクトに関する重要な事をするための部屋です。
私やミコトが常駐しています。
学校に例えると「職員室」のようなものですね。
レッスンルームは、バーチャルドールがレッスンを行うための部屋です。
レッスンルームは複数ありますので、同時に別のレッスンを行う事も可能となっています。
レッスン内容に応じて、「部屋の広さ・場所・状況」などを自由に設定する事ができます。
また、ナユタの能力を使って、「エキストラ(バーチャルドール以外の人物)」を配置する事も可能です。
必要がありましたら、お気軽に私に申請してくださいね。
レッスンルームは、バーチャルドールがレッスンを行うための部屋です。
レッスンルームは複数ありますので、同時に別のレッスンを行う事も可能となっています。
レッスン内容に応じて、「部屋の広さ・場所・状況」などを自由に設定する事ができます。
また、ナユタの能力を使って、「エキストラ(バーチャルドール以外の人物)」を配置する事も可能です。
必要がありましたら、お気軽に私に申請してくださいね。
居住用のエリア区画には、それぞれのプライベートルームの「個室」と、多目的に使用されるパーティールームの「大部屋」があります。
部屋のサイズや間取りなど、大掛かりな内装は私が設定しています。
部屋の小物などは、好みに応じて、それぞれが設定する事ができます。
事前に私に申請していただければ、バーチャルドールと一緒にお出かけする事もできます。
バーチャルスフィア内、どこでも私がフォローしますので安心してくださいね。
「バーチャルスフィア」について
システィ 「バーチャルスフィア」についての解説です。 バーチャルスフィアとは、今いるバーチャル空間の事ですね。 |
「バーチャルスフィア」とは、新世代インターネットとして、交流・趣味・勉強・仕事などに幅広く活用され、「リアル(現実)」とも連携して様々なサービスが受けられる「バーチャルリアリティー(仮想空間)」の事です。
通称は「スフィア」と呼ばれています。
「バーチャルスフィア」にアクセスするための機器を総称して、「スフィアユニット」といいます。
形は様々なものがあり、スマホ型、腕時計型、チョーカー型、メガネ型が主流になっています。
ハンドフリーで使用する事ができて便利な事もあり、脳派で操作するタイプが主流です。
通称は、「ユニット」と呼ばれています。
「バーチャルスフィアへのアクセス方法」について
●「コンタクトモード」について
リアル世界での意識を保ったまま、画面を見て利用するモードです。
移動中やちょっとした調べ物の時に使用されます。
●「フルダイブモード」について
意識ごとバーチャルスフィアに入り、五感を使ってバーチャルスフィアを利用する事ができるモードです。
体は浅い眠りのような状態になるため、安全を確保した上で、ソファに腰掛けたりベッドに横になる事が、推奨されています。
「アバター」について
システィ 「アバター」についての解説です。 アバターは、バーチャルスフィアにフルダイブする時に、必ず必要になるものです。 |
人間がバーチャルスフィアに「フルダイブ」するには、バーチャルの体である「アバター」が必要になります。
マスターが使用するアバターは、毎回レッスンにあった姿と性能のものをこちらで用意しますので、マスターはアバターをご用意しなくても大丈夫ですよ。
アバターの入手方法は、以下の3つがあります。
●リアルの自分と同じ姿にする場合
自分の姿を、スフィアユニットのカメラで「正面・左右・後ろ」を撮影して取り込みます。
あとは、スフィアユニットが自動的にアバターの生成をしてくれます。
●購入する場合
企業や番組などが販売しているキャラクターなどのアバターを購入する事ができます。
●コーディネイトする場合
体型・目・鼻・口・髪型など、多数の項目を自分で調節して、自分好みのアバターにする事ができます。
また、ショップや個人が販売している、服やアクセサリーなどを購入して、アバターに着せる事もできます。
「バーチャルパートナー」について
システィ 「バーチャルパートナー」についての解説です。 人間がバーチャルスフィア内にいる時に、様々な事を手助けしてくれるAIキャラクターです。 |
「バーチャルパートナー」とは、バーチャルスフィアを使用する際に使用者のそばにいてサポートをしてくれる、AIを搭載したキャラクターです。
バーチャルパートナーは、購入・レンタル・自作・譲渡により手に入れる事ができます。
通称は「パートナー」と呼ばれています。
バーチャルスフィア内のナビの他、家電の操作・生活の支援、コミュニケーション、ゲームの相手など、あらゆる事に使用する事ができます。
初めはあまり機能を持っていませんが、使用者がプラグインをインストールする事により、機能が増えていく仕様になっています。
プラグインをインストールしていれば、テレビの録画も歯医者の予約も、パートナーに頼む事で自動的に行ってくれるようになります。
現在の一般的なバーチャルパートナーは、「無機物型・マスコット型」が主流で、「人型」はあまりいません。
理由は、技術がおいついておらず、人間の姿をした存在が、少しでも人間らしくない行動や言動を取ると、人は恐怖や不気味さを感じてしまうためです。
キャラクターやロボットの姿なら、表情がなくても、声のトーンがおかしくなってしまっても、大抵の事は気にならずに済むというわけですね。
先ほどの理由やコスト面などから一般的に流通はしていませんが、私たちと同じように「人型バーチャルパートナー」の研究をしている企業や個人は多数存在します。
高性能な人型バーチャルパートナーの制作は、多くのバーチャルパートナー製作者の夢でもあります。
「グロウバグ」について
システィ 「グロウバグ」についての解説です。 グロウバグは、バーチャルスフィア内のデータ屑が集まって起こる「バグ現象」です。 |
グロウバグ」は、バーチャルスフィア内の小さなデータ屑が集まって機能を持つようになった、「バーチャルスフィアに発生するバグ現象」です。
基本行動は、プレイヤーのアバター・バーチャルパートナー・建物などを捕食し、データを吸収しようとします。
吸収したデータによって、様々なグロウバグに成長します。
●初期型
活動を始めた頃のグロウバグです。
アメーバやヘビなどのシンプルな形をしている事が多いです。
動きも遅く、捕食力も大した事はないため、簡単に駆除する事ができます。
●動物型・モンスター型・ロボット型
バーチャルパートナーの他、動画やゲームなどから、データを吸収したグロウバグです。
初期型に比べて、スピード・パワー共に上がっているため危険性が高くなっています。
●人型
プレイヤーのアバターの他、動画やゲームなどから、データを吸収したグロウバグです。
動物型などに比べて、擬似的な知能を持っている事が多いため、とてもやっかいになります。
また、戦闘のあるゲームなどのデータを吸収していた場合、戦闘能力の高いグロウバグになっている事があります。
●大型・超大型
滅多にありませんが、使われなくなった地域エリアで発生したグロウバグが長い時間をかけて成長した場合、巨大化する事があります。
もし、巨大化したグロウバグが発見された場合は、その地域エリアを封鎖隔離して対処にあたります。
●プレイヤーの場合
グロウバグによってアバターが損傷を受けた場合、プレイヤーはバーチャルスフィア内から強制ログアウトされます。
アバターが機能を失ってしまうため、「ログインの維持」ができなくなります。
また、プレイヤーとアバターを連結するシステムのデータも損傷してしまうため、新しいアバターを用意できても、しばらくログインする事ができなくなってしまいます。
●建物の場合
定期的にバックアップが取られているため、事件が解決すればバックアップを使って復元されます。
●ガーディアンの場合
攻撃されてもデータが損傷しない特殊な防護服に身を包んでいるため、削る事も吸収する事もできなくなっています。
●バーチャルドールの場合
バーチャルドールを構成しているデータは独自規格で、グロウバグとは全く互換性がないため、削る事も吸収する事もできないようです。
また強固なプロテクトもかけていますので、分析される事もありません。
「スフィアガーディアン」について
システィ 「スフィアガーディアン」についての解説です。 スフィアガーディアンは、スフィアの平和を守ってくれている人たちです。 |
バーチャルスフィア内には、「スフィアガーディアン」という各エリアごとに治安を守っている警察のような人たちがいます。
通称、「ガーディアン」と呼ばれています。
主な役割は、エリア内のあらゆるトラブルの解決で、グロウバグが発生したという連絡が入った時には、駆除をするために駆けつけます。
ガーディアンはいつでも危険な任務にあたれるよう、常に防護服を着用しています。
たまにですが、ガーディアンからミコトの所に支援要請が来る事があります。
その場合、ミコトが報酬の交渉をしてまとまれば、バーチャルドールが駆除に向かいます。
「バーチャルドール・プロジェクト」は常に資金難のため、これが大切な収入源となっています。
●支援要請の主な理由
移動手段が経たれているなど、近くにガーディアンがいない場合。
グロウバグが同時に多数発生して手が足りない場合。
ガーディアンが倒せないほど強いグロウバグが発生した場合。
ずいぶん前の話になるのですが、それまでにはなかったほどの「超大型グロウバグ」が発見される事件がありました。
事件に興味を持ったミコトは、「超大型グロウバグがガーディアンに退治される所」を見物するために出かけて行きました。
ですが、ガーディアンには手に負えないほどのグロウバグだったため、「長期戦の体制を取り、大勢で少しずつグロウバグを削っていく」といった対処をしていたようです。
10日間ずっと眺めていたミコトはあきてしまい、そのまま帰るのも気が引けたらしく、超大型グロウバグをあっさりと倒して帰ってきました。
その功績が称えられて、感謝の賞状と報奨金を頂いたのですが、それからガーディアンの手に負えないようなグロウバグが発見された時には、支援要請が来るようになっています。