【風舞アスカ】家編(日常)

【タイトル画像】風舞アスカ
「家編」について

バーチャルドールと「家の中で一緒に生活するレッスン」を行います。


【主な目的】
○バーチャルドールに、人間らしい生活や習慣をレッスンするため。

○人間であるマスターとバーチャルドールが、お互いの事を理解し交流するため。

起床

◆―――――◆ ミコトからの依頼書 ◆―――――◆

【対象者】
マスター・風舞アスカ

【レッスン内容】
アスカと一緒に起床する。

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① 起こす② 起こされる

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① 起こす

私はアスカを起こそうと、起きる時間だよと声をかける。

アスカ「うぅ~ん……」

眉間にシワが寄っている。

布団をポンポンと叩きながら起きなさいと言うと、アスカが目を開けたが、すごく睨まれた。

寝起きはすごく機嫌が悪い。

アスカ「んん~……ん……」

目を瞑って、口元まで布団を被る。

本当にアスカは朝に弱いな~っと私が呟くと、布団を跳ねのけながら、むくっとアスカが立ち上がって、フラフラしながら眠そうに目を擦る。

アスカ「アスカは弱くない……!」

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② 起こされる

アスカ「ほら、起きなさい! 起きる時間よ!」

私はダメ元で、アスカにあと5分だけとお願いしてみる。

アスカ「せっかくアスカが起こしてあげてるのに、さっさと起きなさいよー!」

容赦のないアスカに、温かくて心地よかった布団が奪い取られてしまったお陰で、私は一気に目が覚めた。

食事

◆―――――◆ ミコトからの依頼書 ◆―――――◆

【対象者】
マスター・風舞アスカ

【レッスン内容】
アスカと一緒に食事をする。
(通常は食事をする必要はないが、人間の習慣を学ぶために食事をする設定になっている)

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① 朝食を一緒に食べる② 昼食を一緒に食べる
③ 夕食を一緒に食べる 

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① 朝食を一緒に食べる

アスカ「いただきます」

私としては朝は何も食べなくても平気なのだが、アスカに「朝食は食べなくても大丈夫」と教えてしまうのもレッスンとして問題があるような気がして、一緒に食べている内に朝食をしっかり食べる習慣が付いた。

アスカ「ほらほら、ちゃ~んと残さずに全部食べなさいよ~」

アスカと一緒に食べると、とてもおいしく感じられる。

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② 昼食を一緒に食べる

アスカ「いただきます」

リアルの私は、昼食はどうしても買ってきたパンや弁当になりがちなのだが、これはレッスンなので、買ってきたもので簡単に済ませてしまうのもどうかと思って、アスカと作ったものを食べている。

アスカ「マスター、アスカの料理もだいぶ上達したでしょ。上達してるのがおいしさで実感できるから、とってもやりがいがあって楽しいわ」

アスカと一緒に作っている時も食べている時も、とても楽しいため苦にならない。

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③ 夕食を一緒に食べる

アスカ「いただきます」

私は栄養面をあまり気にした事がなかったのだが、アスカにしっかりとしたレッスンをしてあげたいという思いから、ちゃんと栄養面も考えるようになった。

アスカ「ほらほら、好き嫌いせずにちゃ~んと食べなさい。マスターが苦手なものでも、おいしく食べられるように工夫してみたんだから」

アスカと料理について話すのも、会話の話題のひとつになってなかなか楽しい。

家事

◆―――――◆ ミコトからの依頼書 ◆―――――◆

【対象者】
マスター・風舞アスカ

【レッスン内容】
アスカと一緒に家事をする。

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① 料理を一緒にする② 掃除を一緒にする
③ 洗濯を一緒にする 

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① 料理を一緒にする

アスカ「マスター、どっちがおいしく作れるか勝負するわよ!」

私はあまり料理に自信がないため、そう言って勝負を断ろうとするが、アスカは私の背中をポンと軽く叩く。

アスカ「いいのよ、自信がなくても。最前を尽くす事に意義があるんだから」

アスカの勝負好きは、実力が均衡しているギリギリ勝負の時には勝ち負けにこだわるが、差がある時にはがんばる張り合いにしているようだ。

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② 掃除を一緒にする

アスカ「マスター、どっちが早くキレイに掃除ができるか勝負するわよ!」

私の掃除の実力をアスカが認めているため、この勝負は真剣勝負になる。

切磋琢磨してアスカの成長に役立つならと、私は二つ返事で勝負を受ける。

アスカ「マスター、準備はいいわね! よーい、スタート!」

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③ 洗濯を一緒にする

アスカ「う~ん……、洗濯って勝負のしどころが分からないのよね~。早く干すより丁寧にした方が良い気がするし……」

洗濯は勝負のやり方が決まらないため、いまいち張り合いがないと言った様子でアスカは洗濯物の入ったカゴを運ぶ。

洗濯カゴを持つよと手を伸ばすと、洗濯カゴを遠ざけて私の手をよける。

アスカ「これぐらい軽々と持てるわよ」

多少重くても私を頼ろうとしないのが、アスカらしいなと思った。

お風呂

◆―――――◆ ミコトからの依頼書 ◆―――――◆

【対象者】
マスター・風舞アスカ

【レッスン内容】
アスカにお風呂に入る習慣を付けさせる。
(通常はキャラメイクをすればキレイになれるが、人間の習慣を学ぶためにお風呂に入る)

【ミコトからの一言】
これは必ずしも「一緒に」しなくても良いぞ。
したかったらしても良いがの……♪

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① マスターが先に風呂に入る② ドールが先に風呂に入る
③ 風呂に入ってたらドールが入ってきた④ 出て行ってもらう
⑤ 風呂に入ろうとしたらドールがいた⑥ 謝ってすぐに出る

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① マスターが先にお風呂に入る

アスカ「マスター、お風呂が沸いたわよ」

私はやっていた作業の手をとめて、アスカに先にお風呂に入るかと尋ねる。

アスカ「マスターが先に入っちゃいなさい。アスカは後でゆっくり入るから」

「一番風呂は良いもの」という認識になっているようで、いつも私に一番風呂を譲ってくれようとする。

アスカの心遣いに感謝して、先に入らせてもらう事にする。

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② ドールが先にお風呂に入る

アスカ「マスター、お風呂が沸いたわよ」

私は今やっている作業がまだ終わりそうにないため、先にアスカに入ってもらうように伝える。

アスカ「アスカが出るまでに終わらせて、すぐに入りなさいよね」

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③ 風呂に入ってたらドールが入ってきた

体を洗ってると急に風呂のドアが開いたので、振り向いてドアの方を確認したのだが、私は驚きのあまり硬直してしまう。

そこには、一糸まとわぬ裸のアスカが立っていた。

アスカ「あら? まだ入ってたのね。まぁ、いいわ。また服を着るのも面倒だし、このまま一緒に入れば良いわよね」

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④ 出て行ってもらう

とても目のやり場に困るため、私はアスカが視界に入らないように反対の方を向く。

ひとりでゆっくり風呂に入るのが好きなんだと適当な言い訳をして、アスカには出て行ってもらう事にする。

アスカ「何よ~! 別に、ふたりでゆっくり入れば良いじゃない~!」

その後、納得してもらうのに少しかかったが、なんとか出ていってもらえた。

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⑤風呂に入ろうとしたらドールがいた

長い事物音が聞こえず静かだったため、アスカはもう風呂から上がっていると思い込んでしまっていたが、風呂のドアを開けると半身浴をしているアスカが浴槽にいた。

アスカ「何よ、マスター。一緒に入りたいなら、最初から言えば良いじゃない。もう上がる所よ」

まさかアスカがまだいるとは思っていなかったので、驚きのあまり私は硬直してしまう。

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⑥ 謝ってすぐに出る

アスカ「そんな所に突っ立ってないで、髪でも洗ってなさい。その間にお湯を足しておいてあげるから」

やっと状況を飲み込めた私は、ごめんと言って慌てて風呂場から出た。

トイレ

◆―――――◆ ミコトからの依頼書 ◆―――――◆

【対象者】
マスター・風舞アスカ

【レッスン内容】
アスカにトイレの使い方を教えて、習慣を付けさせる。
(通常は排泄する事はないが、人間の習慣を学ぶために排泄する設定になっている)

【ミコトからの一言】
これは必ずしも「一緒に」しなくても良いぞ。
したかったらしても良いがの……♪

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① トイレのドアを開けたらドールがいた② 謝ってすぐにドアを閉める

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① トイレのドアを開けたらドールがいた

急に催してトイレに駆け込んだのだが、私は驚きのあまり硬直してしまう。

アスカがトイレの最中だったのだ。

アスカ「ちょっと~! 何、入ってきてるのよ~!」

私を睨み付けながら、アスカは怒る。

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② 謝ってすぐにドアを閉める

アスカ「もうっ、いつまでいるつもりなのよ。さっさと出ていきなさいよね」

動揺している私を見て怒る気も失せたといった様子のアスカは、もはやあきれてしまっている。

私はごめんと謝って、すぐにトイレのドアを閉めた。

着替え

◆―――――◆ ミコトからの依頼書 ◆―――――◆

【対象者】
マスター・風舞アスカ

【レッスン内容】
アスカに人間と同じ着替え方を教えて、習慣を付けさせる。
(通常はキャラメイクで瞬時に衣装替えできるが、人間の習慣を学ぶために着替えている)

【ミコトからの一言】
これは必ずしも「一緒に」しなくても良いぞ。
したかったらしても良いがの……♪

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① ドールが同じ部屋で着替える② ドールが着替え中だった

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① ドールが同じ部屋で着替える

アスカは私がいても、特に気にする事もなく着替え始める。

恥ずかしがる事もなく淡々と着替えるため、恥ずかしく思う方がおかしいのかと思ってしまう。

以前、着替えているアスカから目をそらして後ろを向いたら、不自然すぎると指摘された事がある。

アスカ「マスターに裸を見られても、別に嫌な気分にはならないから見ればいいじゃない。その代わり、アスカも気にせずにマスターの裸を見るわ。そうすれば、お互い気を使わなくていいじゃない」

そう言われたが、見るのも見られるのも恥ずかしさが勝ってしまうため、今でもアスカが着替えていると、つい目をそらしてしまう。

アスカ「ほらまた不自然になってるわよ、マスター。もう、たくさん見て慣れてしまえばいいじゃないの~」

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② ドールが着替え中だった

部屋に入って明かりをつけると、アスカが着替えの最中だった。

ごめんと言って部屋を出ようとする私を、アスカが止める。

アスカ「気にしないでここにいなさい。他人行儀な遠慮は無用よ」

私はあまりアスカの方を見ないようにして、後ろ向きに座った。

就寝

◆―――――◆ ミコトからの依頼書 ◆―――――◆

【対象者】
マスター・風舞アスカ

【レッスン内容】
アスカと一緒に就寝する。
(通常は睡眠を取る必要はないが、人間の習慣を学ぶために睡眠が必要な設定になっている)

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① マスターが寝る事を促す② ドールが寝る事を促す
③ マスターが寝れない④ ドールが先に寝た

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① マスターが寝る事を促す

気が付けば、もう寝た方が良い時間になっていた。

私はアスカに、そろそろ寝ようかと声をかける。

アスカ「もう眠くなっちゃったの? アスカはまだ平気だけど……。まぁ、いいわ。アスカも寝る事にするわ」

ちゃんとアスカが布団に入った事を確認すると、私は明かりを消して布団に入る。

アスカ「おやすみなさい」

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② ドールが寝る事を促す

アスカ「マスター、夜更かししてないでもう寝なさいよ……。明日、起きれなくても知らないわよ……」

そう言うアスカの方が眠そうにしている。

気が付けば、もう寝た方が良い時間になっていた。

私はアスカに、そろそろ寝ようと声をかける。

ちゃんとアスカが布団に入った事を確認すると、私は明かりを消して布団に入る。

アスカ「おやすみなさい……」

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③ マスターが寝れない

なかなか眠る事ができなくて、私は寝返りを繰り返す。

アスカ「どうしたのよ? 眠れないの?」

疲れていると思うのに、なぜか寝付けなくてと答える。

アスカ「もう、しょうがないわね……」

そういうと、アスカは私の布団をポンポンと叩きはじめる。

それは子供を寝かしつける時にするやつだよと、私は小さく笑う。

アスカ「別にいいじゃない。これで眠りやすくなるんなら、これでも」

アスカの優しさに、ありがとうと伝えて目を瞑る。

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④ ドールが先に寝た

先に寝付いたらしいアスカは、規則正しい寝息を立てている。

いつもツンツンしていて勝気なアスカだが、寝ている時はとても穏やかで、優しい表情をしている。

アスカには寝言を言う癖があるらしく、よく「マスター」と言うので、まだ起きてるのかと思って、私はつい返事をしてしまう。

夢の中でもアスカと私は一緒にいるのかと思うと、少し嬉しい気分になる。