「語感」について - 小説の書き方講座

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「語感」とは、その文字から受ける印象の事です。

小説では、文字から受ける印象をうまく使って、より多くの情報を読者に伝える事ができます。

文字を読む時や書く時に、語感を意識してみましょう。

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漢字の開き閉じ

「漢字の開き閉じ」とは、「漢字」にするか「ひらがな」にするかという事です。

漢字で書ける言葉を、ひらがなで書く事を「開く」と言い、漢字で書く事を「閉じる」と言います。

漢字にできる文字を全て漢字にしてしまうと、漢字だらけになり読みづらくなってしまいます。

また、漢字の多い文章は印象が硬くなってしまいます。

 

作品の雰囲気やシーン、セリフならしゃべっている人物の印象も考えて、漢字にする割合やどれを漢字にするかを考えましょう。

「ボクは恐る恐る中を覗いた」→「ボクはおそるおそる中をのぞいた」
ひらがなで書いた方が柔らかい印象になります。

「助けてくれて有難う」→「助けてくれてありがとう」
日常的にひらがなでよく見ている文字は、ひらがなのままの方が読みやすくなります。

 

「音による語感」について

音によって、丸い印象を与えたり、鋭い印象を与えます。

 

●丸い印象を与えやすい音

母音が「あ・う・お」の音。

伸ばし棒(ー)のある音。

 

●鋭い印象を与えやすい音

母音が「い・え」の音。

小さい「っ」の入る音。

 

「表記による語感」について

表記によって、柔らかい印象を与えたり、硬い印象を与えます。

ひらがなは柔らかく、カタカナや漢字は硬い印象を与えます。

ひらがな 「ありがとう」 (柔らかい印象)

カタカナ 「アリガトウ」 (硬く、カタコトな印象)

漢字 「有難う」 (硬く、かしこまった印象)

 

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