「見える事」について – イラスト講座(絵の描き方)

「物が見える」原理

「物が見える」という事を、普段はあまり意識する事がありませんが、
色を理解するための基礎知識として、「物が見える原理」を知っておきましょう。

 

【目】

物を見るには、物を見るための「目」が必要です。
目の代わりに、「カメラ」という場合もあります。

 

【物(物質)】

「見る対象」がなければ、「そこに何もない」という状態になってしまい、物を見るという事が成立しません。

 

【光】

「光」がなければ、「辺り一面真っ暗闇」になってしまい、「見ている目」と「物」があっても見る事はできません。

 

物を見るという事は、「目・物・光」の3つの要素がある事で成立します。

 

 

「光」の性質

光には色があり、「波長」によって違う色に見えます。

700nm ~ 610nm 赤 
610nm ~ 590nm 橙 
590nm ~ 570nm 黄  
570nm ~ 500nm 緑  
500nm ~ 450nm 青  
450nm ~ 400nm 青紫  

 

 

昼光(ちゅうこう)

太陽の光など、「全ての波長」を含んだ光です。
物の色が自然な色合いで見えます。

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白熱電球

赤から黄色の波長を多く含んだ光です。 白熱電球に照らされると、オレンジっぽい色合いに見えます。

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昼光色蛍光ランプ

青色の波長が少し多い光です。
昼光色蛍光ランプに照らされると、少し青っぽい色合いに見えます。

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「光源色」と「物体色」

色には、光源色と物体色の2つがあります。

 

光源色

光源色とは、ライトやロウソクの火など、自ら光を発しているものの色です。

自ら光を発しているため、「光を発している物体」と「目」があれば見る事ができます。

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物体色

物体色とは、小物や床・壁など、それ自体は光を発しないものの色の事です。

自ら色を発していないのに色が見えるのは、太陽や蛍光灯などの光を、物が「反射」する事で見えています。
(光がない場合、そこに物体色の物があっても暗くて見る事ができません)

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「色が違って見える」原理

素材や塗料によって「反射している色」に違いがあり、その違いによって「いろんな色」に見えています。

 

「白」に見える物

「全部の光を強く反射している」ため、白く見えます。
反射している光の量が多いため、他の色より眩しく見えます。

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「黒」に見える物

「全部の光をあまり反射しない」ため、黒く見えます。
反射している光の量が少ないため、他の色より暗く見えます。

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「黄・赤・緑・青」などに見える物

「赤」に見える物は、「赤の光を強く反射し、それ以外の色をあまり反射していない(物質に吸収される)」ため、「赤」に見えます。

「緑」に見える物は、「緑の光を強く反射し、それ以外の色をあまり反射していない(物質に吸収される)」ため、「緑」に見えます。

(その他の色も同じです)

 

また、「反射する度合い」や「物体に吸収される度合い」で、色や明るさが変わってきます。

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「反射」について

反射には、正反射と拡散反射という2種類があります。

 

正反射

正反射とは、滑らかでつるつるしている面に当たった光が、規則正しく一定方向に反射する事です。

光が同じ方向に反射するので、光の当たっている所が強く光ります。

例:金属など

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拡散反射

拡散反射とは、でこぼこした面に当たった光が、いろんな方向に反射する事です。

光がバラバラに乱反射されて
分散されるため、強く光りません。

例:木製品・布製品など。

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「透過」について

透過には、正透過と拡散透過という2種類があります。

 

正透過

なめらかでつるつるしたガラス面に光を当てると、光はまっすぐ進むため、ガラスの向こう側をはっきり見る事ができます。

例:透明な窓ガラス、透明なコップ、澄んだ水面など。

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拡散透過

おうとつのあるガラス面に光を当てると、光は様々な方向に拡散されるため、ガラスの向こう側ははっきりと見えなくなります。

例:すりガラス、おうとつのあるコップ、磨いていない宝石の石など。

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